ひつじねこの日々

ねこに癒されながら子育てに奮闘する主婦の日常

【弘前の伝統工芸:こぎん】趣味の集まりからCrazyKoginistまで

青森県津軽地方の伝統工芸『こぎん』
伝統的でありながらも、スタイリッシュなデザインで人気があります。北欧の雰囲気も感じさせる、とても味のある刺し子。

津軽地方に属する弘前市、公共施設の中にタペストリーが飾ってあったり、カフェのベンチがさりげなくこぎん刺しだったり。
学校の家庭科で、こぎん刺しを体験することもあります(私は中学校の時に習って、はまりました)。

弘前のブロガー斎藤美佳子さんが、趣味の集まりとして、定期的にこぎんを”ちくちく”する会を開催しています。

手先の不器用さには定評のある私ですが、こぎんは別。
自分のペースででき、必要な物品もシンプルでコンパクト。
着々と形になっていく快感・・・
イラストロジックを解いている感覚に似ています。コーヒーとともに、気軽に楽しめるひとときを共有したくて、時々参加させていただいております。

お近くの方で参加してみたい方は、お問い合わせしてみてね(TwitterFacebook

趣味としてだけでなく、プロとしてこぎん刺しをされてる方もたくさんいます。
デザイン・素材・色使いなど、バリエーションも様々で、見ているだけでも楽しい気持ちになります。
そんなプロのお一人、さしぼぅさん(TwitterInstagram)。
先ほど紹介した会で出会った、”超絶細かなリネンこぎん刺し”をしている人です。
その細やかさ・美しさ・速さと言ったら、ため息しか出ない。
ただでさえ細かい作業なのに、さらにさらに細かい布地に細い糸でちくちく。
アナログ作業で、デジタルに挑み、勝利したという報告が!

もう変態です、こぎんクレイジーです。
私の中で『Crazy』は最上級の誉め言葉です(crazyの意味 - 英和辞典 - コトバンク
そんな彼女に『CrazyKoginist』(私の造語)の称号を勝手に送らせていただきます。
よっ!Crazy!
(注:ありがたいことに、ご本人もCrazyを認めてくださっています)

超絶怒涛の芸術作品もありますが、個人の趣味として楽しむこともできるこぎん刺し。
手先が不器用だとか、飽きっぽい(私のことですが)そんな人でも、一度ちくちくしてみませんか? 

13 オリムパス こぎんキット コースター (紺)

13 オリムパス こぎんキット コースター (紺)

 

はじめてさんには、こんな手軽なキットがオススメ。 
自分で刺さなくても、本を眺めるだけでも楽しいですし、日常使いの一品に取り入れるのもおすすめです。

かわいいこぎん刺し

かわいいこぎん刺し